こんにちは。
そろそろ熱くなってきましたね。
夏日も多くなってきてエアコンが手放せない!という方もいるのではないでしょうか。
昔と違って真夏日になる日も年々多くなり、熱中症患者も全体的にみてみると増えていますね。
たかが熱中症と侮るなかれ!
熱中症で100人以上の人が死んでいるんだぞ!
エアコンを使いたいが電気代がきになる…
そんな方に朗報です!
温度調節のためのエアコンですがなんと「エアコンはつけっぱなしがいい」のです!
エアコンはつけっぱなしがいい!
エアコンは起動時に一番電気代がかかる
エアコンは設定温度まで上げる、または下げるときに一番電気代がかかるのです。
つまり、夏に「暑いな〜エアコンつけよっと!」という時(もう気温が高い状態)にスイッチをオンにしてしまうと設定温度まで下げるために電気をたくさん使うため、起動時に一番電気代がかかると言えます。
反対に、設定した温度を維持することについてはあまり電気代はかからないのです。
電気代を気にして、つけたり消したり…と言ったほうが電気代がかかるなんて、損した気分ですよね。
スイッチのオン、オフを繰り返しているのはエアコンが常に最大運転をしている状態、つまり一番電気代がかかる使い方なんです。
ちょっとした工夫で電気代節約
新しいモデルに切り替える
古いエアコンと最新式のエアコンの消費電力は桁違い!
8畳サイズのもので比較したところ、
15年前のもので1080W(1時間あたり約30円)
10年前のもので755W(1時間あたり約20円)
最新式のもので605w(1時間あたり約15円)ということでした。
つまり10年以上前のものをそのまま使い続けると電気代も1.5倍−2倍と大変なことに。
10年以上前のものをそのまま使い続けている場合、買い替えも検討するといいでしょう。
15年前のエアコンを買い替えることで年間約25000円の節約になるというデータも出ているんだって
フィルターの掃除
エアコンのフィルター、あまり目が届かないところではありますが、きちんと掃除しないとどうなるのでしょうか。
フィルターがホコリなどの汚れによって本体の性能が弱まってしまうのです。
風が届きにくくなってしまう、風が届かないためさらに温度を下げる…という悪循環に。
またエアコンに付着した菌や汚れをばら撒くことになってしまうためカビの胞子が自然と身体に入ってしまい、アレルギーを引き起こすリスクも。
高齢者のエアコン嫌いについて
そうは言ってもエアコンが苦手な方も実は結構多いんですよね。
夏のエアコンが効きすぎて寒い、などなど。
でもこの時期、使わないと室内で熱中症になってしまうということになってしまいます。
高齢者のエアコン嫌いとその対策
「電気代の節約」「暑さを感じにくい」
夏になるとニュースになる熱中症。
熱中症で救急搬送される人のうち高齢者は46.5%、2人に1人が高齢者(65歳以上)であると言えます。
人間年を重ねるごとに腎機能が低下して体の水分量が50%と低下するため(一般成人は50%)暑さを感じる感じ方が一般成人よりも鈍くなっている、
また「エアコン」という新しい機械に頼りたくない、電気代がもったいないと言った考え方があるなど人それぞれです。
年齢が上がるごとにエアコン(機械)ではなく団扇などで節電を意識した行動をとる割合は上がっていて60代では35%、70代では39%(東京電力エリア内調査・みずほ情報総研調べ)と3人に1人は節電を意識しているとのことです。
また、操作方法がわからずエアコンの風を直接受けてしまい、「寒い=苦痛」となってしまう認知症の高齢者もいるのです。
高齢者に対するエアコン・熱中症対策
- エアコン以外に意識を向ける
- 直接風が当たらないようにする
- こまめな水分補給と食事の工夫
①エアコン以外に意識を向ける
人間老も若きも一度きになるとどうしても気になってしまうのが人間の性。
家族やヘルパーさんなどサポートする方がいる場合「エアコン以外に意識を向けるようにする」ことが効果的と言えます。
あえて扇風機を回しながらエアコンをつけてエアコンに意識が向かないようにする、壁に同化する似た色の紙をエアコン本体やのエアコンのリモコンに貼って壁にかけておくなど、エアコン自体の存在を気にならなくすると言うのも一つの手です。
こまめに会話するようにしたり、声かけするのも一つの手だよね。
②直接風が当たらないようにするため設定を変更する(ヘルパーさんなど)
下にいる身体に直接風が当たらないようにするには設定で風が下にいかないようにし、リモコンにカバーをかけるなど高齢者本人がリモコンの設定を変更できないようにするなどの工夫が必要です。
また、既に持っている扇風機をサーキュレーター代わりにして空気を循環させるというのもアリですね。
③こまめな水分補給と食事の工夫
1人で、本人任せにしているとつい水分を取らずに過ごしてしまうこともありますよね。
また、人間一度にそんなにたくさんの水分を取るのは身体にも良くありません。
これは若い人にも言えることだね
声かけする方がいる場合は「一緒にお茶しませんか?」「味をみてもらえませんか?」など自然な形で、高齢者が抵抗なく水分を取れるように声がけをしていくのも一つの手です。
誰かと一緒だと一緒にお茶しようって気持ちになるもんね
アラームをセットして、この音がなったらコップ一杯の水を飲む、などの設定をしてもいいかもね
水分の多い食材、夏で言えばきゅうりやトマト、ナスなどの季節野菜を取り入れたり、おやつとして塩飴を舐めたり、また
スープや味噌汁などで身体に取り入れる水分量を増やすよう心がけるのもいいでしょう
冷房苦手のクーラー症は高齢者だけではない!
実はクーラー症(冷房弱者)は若者にも多い
オフィスや公共交通機関だと一定の温度で保たれている、また席や場所によって暑い・寒いがあるため冷房が苦手という人も現代では結構多いようです。
理由としては室内と室外での温度の変化による自律神経の乱れがあげられます。
「毛細血管を広げて放熱、汗をかいて体温を下げる」という身体の自然な働きが外出先と室内の激しい温度差で自律神経の働きが鈍り、体温調節や発汗がコントロールしにくくなるということです
自分でできる簡単な工夫
服装で体温調節
基本中の基本ですが、カーディガンや膝掛け、ストールなど冷えから胃や腸などの内臓を痛めてしまうこともあるので腹巻などがお勧めです。
こちらはストールにもなるし膝掛けとしても使える2Way、さらにUVカットと今の季節に一枚あると便利ですね
サーキュレーターの使用
冷たい空気は下に溜まる、また席や場所によって暑い寒いなど感じ方があるため、エアコンから出た冷たい空気を上手に循環させることが大切と言えます
たまにオフィスで「設定温度23度」とかあってびっくりするよね
うまく空気を循環させればいいのに…
首振り機能付きでさらに効率よく空気を循環させることができます
入浴や運動
現代人は自律神経の乱れから汗をかくということを体が苦手としているケースも多々あります。
そのような人にとってはまずは「身体に汗をかくこと」を覚えさせるのも一つの手です。
足は心臓から一番遠いことと冷気が下に溜まることで足から冷えを感じるということもあるため、ウォーキングや軽い屈伸運動をすると足の筋肉が適度に強化され、血流が良くなり冷えの防止・解消につながります。
また、暑いためシャワーで済ませがちですが、しっかりと湯船に浸かることで身体の芯から温まり発汗作用が働くだけではなく、水圧で血流も良くなります。
私もこのシリーズ愛用しています。大変おすすめです。
FINE HEATの夏バージョンということで疲れをしっかり取りながらひんやり感もあるという優れもの
お風呂の中で足の指をグーパー運動すると、足先からポカポカになるよ
暑いから、「少しぬるいかな?」くらいの温度でゆっくり浸かるといいよ
まとめ
- エアコンはなるべく新しいものを一定温度つけっぱなしにしておくと電気代節約!
- エアコン苦手な高齢者には声がけやエアコンを意識させない工夫も効果的
- 若者にも多いエアコン苦手は服装で自衛したり、サーキュレーターで空気を循環させたりすることも有効
暑い日が続くため、電気代からみても熱中症対策からみてもエアコンはなるべくつけたままがいいのは分かっているが…苦手…という方にもぜひ取り入れていただきたい工夫も紹介しました。
ご覧頂きありがとうございました。
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