こんにちは。
7月10日金曜日放送される「タケシのニッポンのミカタ」で変わった自動販売機が特集されます。
日本は自動販売機が多い国ということで海外から知られていますが、実は日本の自販機は「何でもあり!」なセカイだったのです!
自動販売機といえば
自動販売機といえばよく見かけるのは「飲み物」ですよね。
一般社団法人日本自動販売機工業会の調査によると、2018年末の清涼飲料自販機の普及台数は、「缶・ペットボトルなどの清涼飲料自販機」が212万台。 「牛乳など紙パック自販機」が12万6,900台。 「コーヒー・ココアなどカップ式自販機」が15万4,000台。 合計で240万900台となっています。
全国清涼飲料連合会HPより引用
これだけの数の清涼飲料水の自動販売機があるということはものすごい普及率ですね。
いつでも、どこでも喉が乾いたら自動販売機で買って飲む…ということが出来ちゃう時代なんです。
ちなみに自動販売機の歴史はこちら
自動販売機は飲み物だけにあらず!
自動販売機工業は何も「飲み物」以外も自動で販売します。
すぐに思い浮かぶものといえば「雑誌」「新聞」「お菓子」「アイスクリーム」などでしょうか。
鞄の自販機
こちらは兵庫県北部の豊岡市にある、鞄の自動販売機です。
日本のカバンのシェア9割を誇るこの豊岡市は日本で最も有名な鞄製造の街です。
ちなみに自動販売機で鞄を売った近所には志賀直哉の小説にも登場する、有名な城崎温泉があります。
こちらの左の自動販売機、よく見ると「CABAN STREET」と書かれています。
さらによく見ると
1500円均一の鞄の写真が筒に入って自動販売機にセットされています。
筒状のプラスチックの中からは薄手の帆布で作られた25cm四方のトートバックが出てきます。
ミニトートバックだからちょっとしたサブバックにもぴったり
※画像はhttps://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/todays_goods/752398.htmlより
バナナ
バナナってスーパーで買うものじゃないの!?と思ったそこのあなた。私もバナナはスーパーやコンビニで買うものだと思っていました。
温度管理や品質管理が難しいバナナを最適な状態に保つため機械は常に13度に設定されています。
こちらは東京メトロ半蔵門線 渋谷駅3番出口直結渋谷第一勧業共同ビル地下2階にあり一本150円で買うことが出来ます
※現在はコロナウイルスの影響で提供を一時中止しているそうです。
クレープ
クレープは目の前で焼いてもらってクリームを乗せてもらい巻くもの…とは限りません!
奈良の桜井市神社の近くや九州の鹿児島県天文館付近にクレープの自販機があります。
一つ200ー250円と手軽にしかも安くクレープが食べら流だけではなく、数量限定や平日・週末限定商品も存在するなど一般的な自販機では考えられない独自のシステムもあるため、いつ行っても飽きることなく楽しむことが出来ます!
※画像はhttps://nara-jisya.info/2019/08/07/クレープの自動販売機/から
なんだかクレープともいいますが、手軽に食べられる生菓子って感じですね。
だし
あの料理に使うだしです。
瀬戸内の恵み多き島、江田島で生まれた万能調味料「だし道楽」をもっと多くの人に知ってもらおうと広島から飛び出すだけではなく、なんと自販機としていつでも24時間買えるようにしたのです!
ボトルに焼き魚がドーンと一匹丸ごと入っている出汁は北は北海道南は福岡まで16の都道府県で一本700円で販売されています。
自販機で売っているからと侮ることなかれ、なかは戦前から引き継がれた醤油製造の製法を元に作られる地元の方に喜ばれる薄口醤油をベースしています。
それもなんと機械ではなく、ペットボトルの中に一本一本ていねいに焼きあごを入れていくのです。ペットボトルの中に長崎県平戸産の炭火焼きあごを丸々1匹入れることで独特の旨みがダシに広がります。
一瞬お茶かと思っちゃったよ・・・!
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