こんにちは。
8月21日(金)の22:00-「たけしのニッポンのミカタ」にて豊洲にて店を構える奇跡のピザ職人が登場します。
それも驚くことに、95歳のおばあちゃんピザ職人なのです!
おそらく日本最高齢ともいえるピザ職人のおばあちゃんについて、どんな方なのか、そしてその歳でも元気にピザを作り続けることができる秘訣を知りたいと思い調べてみました。
土井スズ子
プロフィール
名前:土井スズ子(つちいすずこ)
生年月日:1926生
年齢: 95歳(2020年8月現在)
出身地:長野県
職業:ピザ職人
学歴:高卒
結婚:既婚
ピザ職人になるまで
ピザ職人になるまではさまざまな経験を積んできた土井さん。
高校卒業後、ソ連大使館のハウスキーパー、ご主人の影響で紳士服の仕立て屋などされてきました。
なぜピザ職人に?
ピザ職人になったのは70歳過ぎくらいのことです。
土井さんが66歳くらいのときに、娘夫婦が自分の店をオープンしました。これまで娘が店をやって忙しくしていたため、家で娘の子どもの面倒をみていたので娘の代わりに面倒みていた孫が大人になったことがきっかけで自由な時間ができました。
そんなある日ピザ作りをみて「あら、面白そうね」とやってみたことがきっかけだそうです。
好奇心旺盛!
土井さんはとても好奇心旺盛な性格でさらにフットワークも軽いのです。
というのも、40代後半ころ知り合いにブラジル行きに誘われて軽い気持ちで行ってみたところ旅行の楽しさにすっかり魅了されました。
それまでは子育てや裁縫の仕事などで大忙しだった土井さん。結婚して出産・子育て・洋服作りの仕事と時が経つがあっという間で忙しかったのです。
1人娘の結婚を機に、仕事をすっぱりやめて、旅行にでもと日本から思い切って飛び出しました。昔からあった海外への憧れとこれまでの貯金、今のうちに旅行に行かないと死んでしまったら旅行に行けないという思いからです。
世界各地で修行
はじめは娘さんの旦那さんがピザ職人だったことから見様見真似でやったことがきっかけです。
その後、世界旅行が趣味となり旅行の行く先々で食べ歩きをしました。
渡航禁止の国を除き、イラン・イラク・シリアなど紛争前の中東も含めてほとんどの国へ行ったそうです。
ピザに似たようなものは、小麦があればどの国に行っても大抵あるとのことで、世界各国のピザ(ピザのようなもの)に触れてきたことが、修業になったのかもしれませんね。
元気の秘密
土井さんの元気の秘密は「興味を持ったら深く考えずにやってみる」だそうです。
先ほどの「好奇心旺盛」ということにもいえますが、いくつになっても自分の知らない新しい世界にチャレンジし続ける姿勢って素晴らしいですよね。
いつまでも若々しく元気でいる秘訣ですね。ぜひとも見習いたいです。
魚河岸トミーナ
店舗情報
住所 東京都江東区豊洲六丁目6番1号 施設管理棟307
電話 03-3633-0039
営業時間
月〜金曜日:11時頃から16時頃まで
土曜日:10時頃から16時頃まで
ラストオーダーは15:30頃
こだわり
土井さんのこだわりポイントは「店の味に私流の工夫をプラス」というところです。
築地の最高に美味しい海鮮を使っているので具材が美味しいのはいうまでもありませんが、材料がおいしいだけではありません。
ソースに使うトマトも、その時期に一番味の濃いもので、毎朝一日に使う分を手作りしています。
ピザ生地やブレンドチーズもシェフたちが、1990(平成2)年の開店以来、試行錯誤をして作り上げてきたものです。
さらにそこに具材や材料の量を見てアレンジを加えるのが土井さん流です。
「今日はピザの具にこれを使ってみよう」とか「チーズがちょっと多くなっちゃった」などです。
さらに、その日の海老がちょっと太っていたら「今日は背から開こうかしら」、なんて、日によって微妙に違うところがあるからこそ、飽きのこない、同じものは二度とないピザが出来上がるのですね。
写真はメニューの一つである海老・タコ・イカ・ホタテ・ズワイガニがたっぷりのった、海鮮ピッツア(1800円)です。
築地の抜群においしい海鮮がこれでもか!とのりきらないほどピザ生地になったピザは採算度外視で、お客さんにただただ、喜んでほしいという気持ちの現れです。
テイクアウトはできるの?
こちらのお店はピザ以外にも季節ものを使ったパスタや16:00-18:00のティータイムにはカフェメニューもあります。
テイクアウトにつきましてはピザのみ可能とのことでした。
お店の外でもあの味を楽しめるなんていいね!
まとめ
歳なんか関係なく、興味があったことにとことんチャレンジするその姿勢、チャレンジ精神を持ち続けることはできそうでなかなかできないことですよね。
そのチャレンジ精神や、おいしいものを提供したいという思いを強く感じることのできるお店で働く95歳のピザ職人、是非ともお会いしてそのとって秋のお味を堪能してみたいです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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