競馬場への入場が再開した初日に、藤田菜七子騎手(23)が大活躍しました。
10月10日の新潟12R・3歳上1勝クラスではバカラクイーン(牝4歳、美浦・武井亮厩舎、父アドマイヤムーン)に騎乗しました。2番手追走から最後の直線を迎えると、ゴール寸前で逃げ粘るシトラスノキセキ(水口優也騎手)に並んでゴールへ向かい、長い写真判定の末、1着同着となりました。
一着同着ってすごい…!
結構レアだよね!
藤田選手は自身の2度目となる同着Vで久しぶりに生観戦したファンを一気に盛り上げてくれました。
藤田菜七子選手
プロフィール
氏名 藤田菜七子(ふじたななこ)
生年月日1997年8月9日生(2020.10時点23歳)
出身 茨城県北相馬郡守谷町
身長157.4cm
体重45.6kg
血液型 A型
女性ジョッキーって珍しいですよね。JRA史上7人目の女性ジョッキーで、調教助手を務める西原玲奈さん以来の女性ジョッキーです。
昔の写真は?
5歳のころの写真です。目がくりくりしていてとても可愛らしい女の子ですね。
しかし当時は引っ込み思案の女の子だったようです。でもそんなところも含めてかわいいですね。
こちらは競馬学校入学当時の写真です。
桜咲く季節に長年の夢だった競馬学校に入学することができて笑顔が溢れています。
輝く笑顔が素敵ですね
性格は?
お母さんからみた藤田さんの性格は、家族では一番のしっかり者で負けず嫌いだそうです。
さすが、女性では珍しいジャッキーになるだけの根性がある人で、勝負師になるにはぴったりの性格ですよね。
また、生活は全寮制で、外泊することも許されず、朝は5時半起床で、学科やトレーニングがみっちりとあり、22時に消灯という日々、そんな厳しい生活の中にいながらも「絶対に騎手になるぞ!」という強い気持ちで突き進んでいくと話しているところからもしっかり者で負けず嫌いな性格がみてとれます。
しかし意外なことに、小学生のときは引っ込みじあん、で表に出て行くことが苦手だったというから驚きです。
しかし、人間成長と共に変わろうと思えば変わるものなんですね。
その根性と性格からまさにジャッキーは天職ともいえるわけです。
年収は
2016年にデビューしてからの年収は
年 | |
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2019年 | 6016万円 |
2018年 | 4238万円 |
2017年 | 2648万円 |
2016年 | 1785万円 |
となっております。何年めきめきと成績を上げて年収を増やしている印象です。
あの歳で女性ジョッキーとして6000万を稼ぐとは、只者ではないですよね!
あの武豊との戦いは?!
競馬といえば、あの武豊選手を知らない人はいないのではないでしょうか。負け知らずな強さで他の騎手を圧倒し続ける存在ですよね。
気になるのはその武豊選手と戦ったことがあるのか、というところです。
藤田選手は、3月6日に中山競馬場で憧れの人である武豊選手との対決が実現しました。3月5日の同競馬場デビュー戦ではいきなり2着に食い込んで、しっかりとレースでの爪痕を残した藤田選手です。
レース後の共同記者会見では、サプライズで武豊選手がゲスト参加し、いきなり「2日間乗って、いかがでしたか?」とインタビューを振って場が盛り上がりました。
武豊選手は「デビューしたばかりなのに、しっかり追っていたね」と、注目の後輩の騎乗ぶりを絶賛していました。
リップサービスと気遣いのニュアンスも感じられましたが、それを聞いた藤田菜七子が頬を赤らめて喜ぶ一幕もありました。
流石に憧れの武豊選手と共に戦い、その後目の前にしただけでも興奮なのにさらにその上褒められたら、喜ぶのも無理はないですよね。
頬を赤らめて喜ぶのもまたかわいらしいです。
カメラマンにポーズを求められると、武豊選手がが「近づくと手をつないじゃうかも。ファンに怒られちゃう」と、軽妙なジョークを飛ばして周囲の雰囲気を和ませたのはさすがの貫禄です。
インタビュー時間わずか数分間の共演でしたが、「夢のような時間でした」とほほえむ藤田選手でした。
日を追うごとに過熱していく「菜七子フィーバー」報道ですが、デビュー時から「天才」だと、注目という名の重圧にさらされ続けてきたのは武豊選手と共通した部分と言えるため、武豊選手こそ、藤田選手の置かれた境遇に共感と理解を示すことのできる人物であり、ジョッキーの大先輩だと言えるでしょう。
まとめ
いま競馬界大注目の女性ジョッキーである藤田菜七子選手についてみていきました。
努力家で負けず嫌いの彼女は絶対にトップのジョッキーになってやる!とその男性社会であるジョッキー界でがんばっていく!という決意と気概を感じる選手ですね。
今後の活躍も期待大の要チェック選手です。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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