こんにちは。先日は土用の丑の日ということでうなぎを食べた方も多いのではないでしょうか。
もちろん、わたしもそのうちの1人でウナギの蒲焼を食べました。
でもちょっと待ってください。うなぎ=蒲焼なんてことはありません。
うなぎは骨まで食べられるんです!
カルディのスナック売り場でひっそりと赤い、うなぎの描いてあるパッケージをみたことがある方も多いのではないでしょうか。
うなぎボーンで有名な「京丸のうなぎボーン」です。
うなぎボーン
うなぎボーンとは?
うなぎボーンとはその名の通り、ウナギの骨です。
うなぎの骨を味付けし、カラリと唐揚げにしたものです。
その食感はポリポリとしていて思ったよりも硬い!と驚かれる方もいるのではないかと思うほどです。
ただ、このうなぎの骨のちょっと思ったよりも硬い!という食感がいいのです。
スルメやおつまみ豆には出すことのできないポリポリ感に病みつきになること間違いなしです。
そのお味は?
うなぎボーンは揚げる前の味付けで様々な味がありバリエーションに富んでいます。
醤油味
うなぎの骨に衣をつけて唐揚げにし、醤油に漬け込んで乾燥させています。
京丸のうなぎボーンの中では一番人気の味なんだって
辛し付
お醤油で味付けしたうなぎの骨を唐揚げし、一味唐辛子をまぶしています。
ちょっとだけピリ辛な感じが大人の味がします。
塩味
こちらは衣をつけて唐揚げしたうなぎの骨に、焼塩をまぶしています。
塩味のあっさりした感じがこの暑い季節の塩分補給にもぴったりで手が止まらなくなります。
この塩気が癖になる!
わさび味
衣をつけて唐揚げしたうなぎの骨に、粉末のわさびをふっています。ツンと鼻に抜けるわさび風味がクセになります。
甘口(ゴマ風味)
唐揚げしたうなぎの骨に甘辛い砂糖醤油のタレをからませ、さらに炒りごまをまぶしています。隠れた人気の味ですが、なかなかお店では見かけることのない、レアな商品でもあります。
栄養豊富!
カルシウムたっぷり!
もちろん骨100%ですから、カルシウムが豊富です。
うなぎボーンは100グラムあたりカルシウムが7800mg含まれています。
うなぎボーンの一袋で内容量が26g、つまり約2000mg弱のカルシウムが含まれているということです。
以下は1日あたりのカルシウム摂取量の目安です
つまりうなぎボーン一袋まるまる食べなくても、3分の1でもう1日のカルシウム摂取量をほぼほぼ満たしてしまえるという優れものなのです!
ちなみに牛乳は200mlで227mgなんだって
ビタミンA、B2、D、Eが豊富!
様々なビタミンが豊富にバランスよく含まれているのが特徴でもあります。
100gあたりビタミンAが300νg、B2が0.41mg、Dが4.3νg、Eが15mgです。
でも正直、数字だけ言われてもピンときませんよね。
①カルシウムとビタミンDは一緒に取ることで効果アップ!
ビタミンDは、カルシウムの吸収促進や骨の代謝に関わっているので、カルシウムと一緒に摂取するのがおすすめです。
②ビタミンA
ビタミンAは、一袋に300νg入っておりますが、このビタミンは発育を促進したり、肌の健康を維持したり、暗いところでも目が慣れて見えるようになる機能(視覚の暗順応)に関わったり、さらにのどや鼻などの粘膜に働いて細菌から体を守ったりなど、たくさんの重要な役割を持っています。
いまのこのご時世、目を酷使している方も多いので、普段の食事に加えてうなぎボーンでしっかりとビタミンAを摂取するといいのではないかと考えられます。
摂取量の目安は
男性 | 女性 | |||
推奨量 (μgRAE/日) | 耐容 上限量 (μgRAE/日) | 推奨量 (μgRAE/日) | 耐容 上限量 (μgRAE/日) | |
1~2(歳) | 400 | 600 | 350 | 600 |
3~5(歳) | 500 | 700 | 400 | 700 |
6~7(歳) | 450 | 900 | 400 | 900 |
8~9(歳) | 500 | 1,200 | 500 | 1,200 |
10~11(歳) | 600 | 1,500 | 600 | 1,500 |
12~14(歳) | 800 | 2,100 | 700 | 2,100 |
15~17(歳) | 900 | 2,600 | 650 | 2,600 |
18~29(歳) | 850 | 2,700 | 650 | 2,700 |
30~49(歳) | 900 | 2,700 | 700 | 2,700 |
50~69(歳) | 850 | 2,700 | 700 | 2,700 |
70以上(歳) | 800 | 2,700 | 650 | 2,700 |
妊婦(付加量) 初期 | +0 | - | ||
妊婦(付加量) 中期 | +0 | - | ||
妊婦(付加量) 末期 | +80 | - | ||
授乳婦(付加量) | +450 | - |
③ビタミンB 2
ビタミンB2は、主に皮ふや粘膜の健康維持を助ける働きをするビタミンで、糖質、脂質、たんぱく質を体内でエネルギーにするなどの代謝を支える重要な働きをしています。
活発に活動し、エネルギーをたくさん消費する人ほどビタミンB2はたくさん必要になります。
ただしこのビタミンは水溶性のため一度にたくさん摂ればいいというものでもありません。 水溶性のビタミンB2は、熱には強いものの水や煮汁に流れ出てしまうので、洗いすぎないようにしたり、調理した煮汁ごと利用したいものです。また、光に弱いのでビタミンB2を強化した食品などは保存の際には光をさえぎる容器に入れるなどの注意が必要です。
なので、うなぎボーンとしておやつ感覚でポリポリ食べるのがちょうどいいということですね。
1日の摂取量の目安は
男性 | 女性 | |
推奨量 (mg/日) | 推奨量 (mg/日) | |
1~2(歳) | 0.6 | 0.5 |
3~5(歳) | 0.8 | 0.8 |
6~7(歳) | 0.9 | 0.9 |
8~9(歳) | 1.1 | 1.0 |
10~11(歳) | 1.4 | 1.3 |
12~14(歳) | 1.6 | 1.4 |
15~17(歳) | 1.7 | 1.4 |
18~29(歳) | 1.6 | 1.2 |
30~49(歳) | 1.6 | 1.2 |
50~69(歳) | 1.5 | 1.1 |
70以上(歳) | 1.3 | 1.1 |
妊婦(付加量) | +0.3 | |
授乳婦(付加量) | +0.6 |
④ビタミンE
ビタミンEには抗酸化作用により、体内の脂質の酸化を防いで体を守る働きがあります。
この働きから、体内の細胞膜の酸化による老化や、血液中のLDLコレステロールの酸化による動脈硬化など、生活習慣病や老化と関連する疾患を予防することが期待されています。
現代社会で生活習慣病に悩まされている方やコレステロール値を気にされている方も多いと聞きますが、対策の一つとして、おやつにちょこっとうなぎボーンいかがでしょうか
男性 | 女性 | |||
目安量 (mg/日) | 耐容 上限量 (mg/日) | 目安量 (mg/日) | 耐容 上限量 (mg/日) | |
1~2(歳) | 3.5 | 150 | 3.5 | 150 |
3~5(歳) | 4.5 | 200 | 4.5 | 200 |
6~7(歳) | 5.0 | 300 | 5.0 | 300 |
8~9(歳) | 5.5 | 350 | 5.5 | 350 |
10~11(歳) | 5.5 | 450 | 5.5 | 450 |
12~14(歳) | 7.5 | 650 | 6.0 | 600 |
15~17(歳) | 7.5 | 750 | 6.0 | 650 |
18~29(歳) | 6.5 | 800 | 6.0 | 650 |
30~49(歳) | 6.5 | 900 | 6.0 | 700 |
50~69(歳) | 6.5 | 850 | 6.0 | 700 |
70以上(歳) | 6.5 | 750 | 6.0 | 650 |
妊婦 | 6.5 | - | ||
授乳婦 | 7.0 | - |
どこで買えるの?
京丸のうなぎボーンは全国のスーパーのうなぎ売り場やカルディのお菓子コーナーのほか、通販でも取り扱っております。
ぴりりとした辛みが癖になる美味しさです。
鼻に抜けるわさびの香りがうなぎの骨とよく合います
人気の醤油味です。とりあえず初めは定番から!という方はこちらがお勧めです。
まとめ
わたしも初めはうなぎの骨ときいて「えっ食べられるの??」と思いましたが、食べてみると新食感に病みつきになりました。
同じ「硬い食べ物」でもスルメやいかり豆とも違うポリポリザクザクした食感が一度食べたら忘れられなくなり、もう一本もう一本と手が伸びます。
8月にも丑の日がありますので、その時には本物のうなぎの身と一緒にうなぎの骨もいかがでしょうか?
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