宮城の方言①「いずい」を説明できない•伝えられないことがいずい | Aki's Scrap Book

宮城の方言①「いずい」を説明できない•伝えられないことがいずい

東北

こんにちは。

生まれも育ちも東北•宮城、県外で暮らしたことないどっぷり宮城県民のアキです。

突然ですがみなさまは方言は普段会話で話されますか?同じ県や年齢でも家庭環境や年代にもよりますが、アキは方言出てしまいます。

というのも母方実家が宮城の浜方面でして小さい頃から方言をバンバン聴いていると、自然と(出てはいけない時まで…苦笑)方言が出てしまうのです。

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いずいを説明できないのがいずい

宮城の方言でよく聞くけど、使い方や意味がよくわからない方言のひとつに「いずい(いづい)」があります。例えば

靴の中で靴下がクシャっとなってしまっていずい

慣れないイヤリングで耳の辺りが重くてサワサワしていずい

などなど…。正直にいいます。説明するのは難しいです!
県外から来た方でよく意味もわからず聞き流してしまった方もいるでしょう「いずい」と言う言葉。ざっくりとしたわかりやすい言葉でいうと


【いずい】
しっくりこない、フィットしない


といったところでしょうか。先ほどの例のような、服以外にももちろん使います。もう、正直何にでも使います。人によっては身体に関すること以外でも使います。

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「いずい」の言葉は京都から?!

宮城弁で使ってみないとなかなかわからないこの説明の難しい「いずい」という言葉ですが、もとはといえば室町時代の京都から来ています。

「身の毛がよだつ」「恐ろしい」といった意味の「えずい」、この心や気持ちを表すことばであるものでしたが、東北に伝わったときに身体に感じる「違和感」としてなまって「いずい」と変化していったのです。
(※こちらで使用している「えずい」は現代のことば「えずく(吐き気を催す)」とはまた別物です)


そこからはじまり、東北の中心部であった現在の宮城あたりに色濃く残った方言だといえます。

京都から伝わったときには体の違和感として使うことばという意味で伝わり、使われるようになりましたが、意味が拡大し現在では身体以外のところにも使用されるようになった変化が面白いですね。

東北に来てから発音や意味が変化したって、こういうこともあるんだね

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「いずい」の正しい発音は「エ(いン)ずい」

上のタイトルをみて「?!なんで読むんだ?!」となった方もいるのではないでしょうか。

そうなんです。宮城弁あるあるのひとつ
小さい「ン」が入る!
これには理由がありまして、宮城の言葉で母音となる「イ」と「エ」には母音区別がほぼなく、「エ」に近い形で統合されてしまうという特徴が多々あります。そのため、文書や書き言葉として上では「いずい」と書いてましたが、実際会話で使われる場面となると


例)セーターがチグチグしてエズぃなぁー
例)うわっぱれっこ(上着)の毛玉できてんとご、いンずいすなぁ

となるんです。なかなか難しいですね…説明。

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まとめ

ここでおさらいしましょう

•宮城弁のいずいは説明が難しい!実際使って覚えるべし

•いずいの語源は京都からきた「えずい(身の毛がよだつ)」がなまったところから

•いずいの正しい発言は鼻にかかった「ン」が入った「イ」=「エ」ずいに近い。

おぼろげながらも意味や、その使い方、語源、はてには正しいネイティブ発音まで知ることができたあなたはもう「いずいマスター」ですね。

早速会話でも使ってみてくんさい。

以上、宮城の現場からアキでした。


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